(3:つづき)移転して再開したという『incus』へ行った

余り、不満の物語を述べても仕方ない気がするので、ストーリーは止めて、深刻な要望をしたい。
お店自体は、非常にユニークで魅力的なパフォーマンスを与えてくれる事は十分に理解できるし、また実際に、感じられる。
ただ、お店の運営に?を感じる。
(1).『ジャズ喫茶』として、どうしてもやって欲しい事は、お客に今かかっている音楽の情報が分かる事。つまり、ジャケットなど、或いはそのデータをお客がきちんと把握できる(例えば、題名とプレイヤー名がわかればWebで検索できる)ようにすること。
物に触らせない事を守るのは受け入れられるが<話がずれますが、先日閉店したDonatoもそうでしたね>、明るい光の下で写真を撮れるとか、要求すると、データが入った紙をくれる、とか、店側の要請を満たしながら、何らかの手段をとって、お客がデータを入手できる事。
<これは、『ジャズ喫茶』ならば、どうしてもやらなければならない必須の事だ、と認識している。そうでなければ、BGMとして扱い、ジャケットなども掲出しないで良い。>

(2).『お店として一般的な事』として、やって欲しい事は、お店側の禁止事項は入店前に、はっきりとお客に提示する事。つまり、入店前に、入店可否を判断できるようにする事。まずは、HPなどには、全禁止事項を、明記する、また、現実のお店にはドアなど入店前に明示する事。(入店してから、メニューと一緒に提示するのは、ついで過ぎるし、遅すぎる、と思う。)
また、注意事項などに目もくれない人も少なくないと思うので、いつでも見れるように、入店中のテーブルの上にでも、常時置いておく事(壁に貼るのも可だが・・)。
最近は外人さんも多そうだから、少なくとも『英語』は必要でしょうね。

以上です。

(3:つづき)移転して再開したという『incus』へ行った” に対して1件のコメントがあります。

  1. JohnDoe より:

    貴殿の指摘に同意致します。最近はリクエスト不可、持参音源不可、店の音源触るな等神経質なオーナーが増え、客も気を遣います。既に店の存続を心配心配し、音源の転売を前提しているのでしょうか。
    通常の商感覚有しておれば、条件の事前提示は必須です。

    1. morimoto より:

      そうですね、いろいろ制限を設けるのはある程度店主の考え方なので、受け入れざるを得ないと思いますが、『ジャズ喫茶』である事を否定するような制限には黙っているわけには行きません。そもそも『レコードなどに触るな』は今は閉店したお茶の水『Donato』が初めてで、驚きました。でも、今それは理由がはっきりしました。先般Donatoは閉店し、新たに中古レコード屋を開業したからです、このためにレコードを傷めないように、との事だったと思います。それでも、Donateではレコードは明るい所に展示してあり、写真を撮ったり、そのまま見たりでき、今かかっている音楽が何なのか知ることができました。しかし、Incusでは、カウンター内の壁の見にくい場所に掲げ、暗くて読めない場所にあり、『暗くて読めない』と言うと、『触らないでそのまま写真を撮って』と言われ、無理に写真を撮っても暗くてまともには写らない、のです。これでは『ジャズ喫茶ではありません』。おもしろい音楽だと思っても、良い音で、音量大きく、聞こえる、名も知れぬ、音楽は、単なるBGMでしかないのです。スーパーでかかる音楽と同じです。きちっとお客に音楽の情報を伝えないのは、ジャズ喫茶とは言えないと思いますね。

  2. KEN より:

    故あってご無沙汰しています。
    “『伝説の京都ビッグビートを巡る散歩』 ⑫ KENさんのお話(下)”
    のところに返信していますのでご覧下さい。

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