これは!オールド・セグー、昔の王国がある 3日目(7)|ドゴン族の村へ、自然と文化のダブル世界遺産にアートを求めて

ホテル入り口のカウンターでまたもや「ビエール」と叫びながら、ビールを頼み、セグーについて余り勉強しなかった事を反省し、今更ながら、名だたる「Lonely planet(これは特に世界の辺境地区には有用な定評ある英語ガイドブック)=略称 ロンプラ」を読み始める。と言っても、この本は分厚くすべての西アフリカを網羅しているので、共通の重要な箇所と、マリのページだけをコピーして持って来ている。

西アフリカ編である。

泥の染物屋も、フェスティバルの仮面などのミュジアムもちゃんと書いてある。ジュンネ、とかドゴンだけに頭が行き、セグーを単に通過点と見ている不遜な考え方が、確かにある。「全ての過程が、旅である」、と誰かも言った、はずである。
染物屋では、アフリカから、ブルース、ジャズにつながる、クロスロードの概念を再認識したではないか・・・。

と、ピンとくる記述を発見した。

「歴史的な美しい村、セグー・コロ(コロとは古いと言う意)」
「18世紀の王国の跡」
バンバラ建築と古のモスク」

・・・これは行かなくてはいけないのではないか!?

アダマはいないけれど、ぐずぐずしていては夜になるので、カウンターのおじさんに聞く、「セグー・コロに行きたいが、どうすれば良いか?」で、彼がタクシー+ガイドを呼んでくれた。取あえず価格交渉。私がちょっと数字を見間違えていて、約2000CFAくらいと思ってしまっていたので、手配師が言った「2万CFA]には頭に来て、「2千」にしろ、などと叫んで話は決裂・・・後で気づいたが、既に手配師はいなくなっている・・・困ったなあと思っていると、明日のバス切符の手配から、アダマが帰ってきた。
「セグー・コロに行きたい。」・・と、アダマは早速今日良く使っていたタクシーを呼び出したが、そこに先ほどの手配師が登場してきて、アダマと大声で話している。
良くわからないが、結局、どうやら、何らかの取り分を手配師にやる事にしたようだ。
本当は、もっと値切って、安くする事は可能だと思ったが、どんどん暗くなるので、そこは涙を呑んで、2万CFA(4千円)で手を打ち(その時、あの手配師がニヤっと笑った!悔しい、奴の言い値で決まってしまった=奴はきっと1万5千-1万の間で決まると思っていたに違いない・・たかが千円の違いだが悔しい)、さっさと出発。

<本日の教訓1=旅に単なる通過点はない>
<本日の教訓2=数字は間違えるな>

コメントをどうぞ

内容に問題なければ、下記の「コメントを送信する」ボタンを押してください。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください