美しい村・・・・・何てカッコ良いモスク・・・3日目(8)|ドゴン族の村へ、自然と文化のダブル世界遺産にアートを求めて

だんだんと暮れ始めている。街から9キロと言う村へ一目散。
「えっ、こんな所・・・?」と荒れた土地を見ているうちにいつの間にかタクシーは村に入っていった。

その辺をぶらぶらしている村人に運ちゃんが何か聞きながら、タクシーは村の中をゆっくり進む。
やがて、一本の木の下にタクシーが止まり、我々は降りる。
「まず、村長に会いに行って、礼金を渡して、許可を得る。」とアダマが言う。

そうして、村の中の迷路をぐるぐると回りながら、村長の家に着く。王家の子孫である。奥さんは三人いるとの事。

その一人の奥さんが家の門に出てくる、さすが、なかなかの美人だ。
我々は、奥に入り、かなり年老いた、正直言うとヨボヨボした老人にアダマより礼金を払い、握手をして入村の許可を得る。

村長の家を出て、すぐに村の中の大きな道に出会う。王朝時代は馬車が走っていたとの事、この道を見ると、王国の時代を信じる事ができる、立派な馬車道だ(馬はいたのか?)。

なんて立派な道だろう。

村の細い道を巡りながら、進む、時々アダマが解説を入れる。
「これは前の王様のお墓である。」
なかなか趣のあるお墓だ。

村の重要交差路には大きな木があった、だが、今は倒れ、でもその痕跡は残っている。

やがて偉大なる河、ニジェール川のほとりに近づいてゆく。

大きな、バオバブの木の周りで子供達が遊んでいる。

そして、このなんとも魅力的なモスクは何だ!おとぎの国のようだ。

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