江古田 プア・ハウスに行く

 
このお店も随分前から気になっていた。一度は行かなければならないと思っていたのです。
数ヶ月前、このお店をチェックしていて、ツイッターでマスターが「今日は雨で客がいない、アマリア・ロドリゲスを一人聴いている」とつぶやいていたのに出くわし、何となく早く行かなくては、と決心したのです(できれば雨の日にロドリゲスが聞きたいと?)。
今日は、早稲田松竹の映画2本立て、その後池袋経由江古田のこのプアハウスへ行く事計画しました。久しぶりに?、東京が雨の日になった19日金曜です。
早稲田松竹は、ゴダールの2本立て、勝手にしやがれ、と、気狂いピエロ、昔見たかどうか記憶が曖昧だったので、この際、この傑作2本を見たのでした。素晴らしい、素晴らしさのレベルは何十年経とうとかわらないものなのですね。
そして、プアハウス、貧乏人の家、本当にジャズ喫茶なのか、或いは激辛カレーの店なのか、長年の疑問に終止符を打つべく、雨の中を行きました。

間口は広くないです。
余り、プアと言うイメージはありません。

なかなか雰囲気の良い、と言うか、私好みのちょっとレトロな、アジアかアフリカのテイストが漂う、それだけで私的には十分魅力的なお店です。
注文は、激辛は少々もはや厳しいので、もう一つの特異なメニュー「粗食」を頼みました、悪くない、お茶漬けでチーズ入り、焼いた?鶏が入っていて(多分ベトナム風)、スパイスがいっぱいな、やはりお茶漬けです。750円だったか、プラスで、赤グラスワイン300円くらい。
さて、ジャズ喫茶か?まず、お店の看板などには、一切「ジャズ」と言う言葉は表れていない(と思う)ので、ご主人はジャズ喫茶とは思っていない。
まず、現在かかっているLP或いはCDがちゃんと掲げられる、偉そうで申し訳ないですが、これでここはジャズ喫茶であると、私は、思います。
現在かかっている音楽をきっちりアナウンスする事は、BGMではなく、この音楽を聴いてもらいたいと提示しているものですよね。
もちろんお客さんがBGMとして聞く分には問題ないですが、そのつもりのお客さんには、マスターの聞いて欲しい気持ちとそれなりのデータを提供している、と言うことだろうと思います。
棚にはLPとCDが見られます。
ジャズ喫茶と主張するものではありません、但し、私(マスター)が良いと思っているジャズを流していて、一枚一枚ジャケットを掲げて、興味のある方は、アルバムも参考にしてください、という明確なスタンスと受け取りました。
ただ、残念なのは、その音のボリュームです。私の感覚としては小さすぎる、と感じます。
2枚ほどCDがかかり、どちらもピアノ主体のようでしたが、余りにボリュームが小さいので、曲として良く分からないのです。
小さい事についてはそのお店の客筋があるし、経営方針があるし、問題ないのですが、音楽として成立していないほどのボリュームの小ささではせっかくジャケットの掲示も意味が薄くなってしまうのではないでしょうか?
きっと、他のお客さんにBGMとして成立し、同時に聞き耳を立てるお客にも何とか音楽として伝達できる、つまり両立できるボリュームがあるに違いないと感じるのです。アルバム毎に、ボリュームつまみを1度回す事で解決できるのでは?と感じます。
と、言う事で、私にとっては少々欲求不満で帰宅の途につきました。私が要求しすぎなのでしょうか。

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