ジャズ? ③ コルトレーンを嫌いな人 |65歳からアートをつくる

大体において、普通、コルトレーンを嫌いだ、と言う人はいないと思う。音楽にしても、特にコルトレーンの音の持つ迫力、深さ、大らかさ、音楽にしても、「神の園」には抵抗あるものの、一途に何かを求め詰める姿勢、性格・・・良い人だ、と思うひとが殆どと感じる。
あのマイルスだって、いつまでもコルトレーンの写真を身近に置いておく、ような感じ。
だが、四谷のジャズ喫茶「いーぐる」のマスター後藤氏はコルトレーンが嫌いです。
本などもたくさん書いている発言力の強い人だが、いつもコルトレーンはダメでしょ、と周囲の人に問い、仲間を増やそうと努力している。ある時、聴いていると、とても嫌な気持ちになった、と言うのが彼の理由の様です。
なぜそんな気持ちになったのかの原因をコルトレーンの中に求め続けている、余りに根拠のない論理を振り回している気がする、対応した人はほとんどの人が、賛同していないようにも見える。多分、理由は、コルトレーン側にあるのではなく後藤氏の中にあるのではないでしょうか?
ぼくはコルトレーンが好きですね。学生時代、もう50年も前の音楽である。今も聴いている、いつも新しく迫ってくる。
何でも好きなのですが、今、一番好きなのは、多分、「インターステラー・スペース」だと思う。そのままずーっと浸っていたいと言う感覚に陥る。


ここで忘れてはいけないのが、ビッグコミック連載中の、「Blue Giant Explorer」の大ちゃんである、今、ようやくアメリカに上陸したが、今まで読んで来て、大のアイドルはコルトレーン的なものだろう、と思う。ロック他に迎合せず、ジャズ的なものを押し通してロック等を飲み込みながら進もうとする、超おもしろいマンガ、です。

頑張ってね。

 

 

 

 

 

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