青春１８でのジャズ喫茶（２）　高崎、前橋方面へ ３勝０敗　　高崎市群馬八幡　K- ｎｏｔｅ (第一弾）

こちらの方面も遠くはないのですが、何か通過し、気になっているジャズ喫茶も多い。
但し、今回は日帰りなので、綿密な計画を立てて、スケジュール優先で、 ３つに絞った。
開店時間、最寄り駅からの距離、その駅の鉄道上の位置が重視されざるを得ない。
どうやら、高崎のメインである(らしい)スイング(主音求)がこの８月末で閉めた、との事でほんの一日でその機会を逃したらしい、大チョンボである、逃したものは仕方ないので、次の３つにする。
K note:高崎市:群馬八幡駅:12:00- 22:30
ダウンビート:前橋:前橋駅:1000-2200
ダンモ:北本駅:1100-1500, 1730-2300
（大田駅の富士重工隣の「N」も検討したが電車の接続が悪すぎでした、倉賀野駅の蔵人Ｃｌａｒｔも考えたのですが、割愛しました）
すごい事に、南武線の武蔵小杉から直通で高崎駅まで行けるのです、いろいろな乗り換えなしに中野島９時２２分発、武蔵小杉で乗り換え、９時５３分発で直通高崎１１時５６分、乗り換えて２駅、群馬八幡駅着１２時２９分着でした。

かなりきれいな群馬八幡駅。工場地帯みたいなところもあり、この地域、お金持ちかも。

相変わらずの猛暑炎天下、テクテクと歩きます（嬉しがりですが、ｉＰａｄで現在位置を確認しながら道をたどる）、Ｋｎｏｔｅは事前の写真への私の印象ではジャズ喫茶開店のために立てられたコンクリートの箱状のもの、稲毛のＣａｎｄｙと同じような考え方だと推察します。
近づくに連れ、何か見た風景・・・思い出したのは、まだバイパスがない頃軽井沢に車で行くときに右に曲がると軽井沢、の、Ｔの字交差点だ、ちょっと懐かしい。
１５分くらい、無事ありました、Ｋnote、ランチタイムの時間です。

確かにコンクリートの箱である。


うれしい、「営業中」。
これを見るまでは、油断できない。

柱のない天井の高い空間は開放感があります、お客は二人、若い女性と中年の男性、若い女性はランチを食べています。
音のボリュームはそれなりです、BGMよりかなり大きく、でもランチタイムの音量なのでしょう、ちゃんとジャズが魅力的に聞こえます。スムースなジャズがかかっています、なかなか気持ちよい。
ビールを飲む。入り口から直ぐ左がカウンターでカウンターを抜けると広々としたテーブル席の空間にでる、スピーカーの近くまでは行かないで、カウンターからすぐのテーブルに座る。
約１時間半気持ちの良い空間を楽しむ。夜はライブなどその活気が想像できる。
そろそろ終わり頃、バドのアルバム、シーン・チェインジズがかかる、多分マスターはカウンターにいる若者のためにかけたのではないか、と感じる。マスターへの若者の声が聞こえる、「旋律がきれいですよね・・・・」など。マスターの若者捕獲大作戦かも？と思ったりする。うまく行くかな？
帰りがけカウンター越しにお金を払い、若者のそばを通る、アルバムは未だ続いていたけれども、若者はニンテンドーDSで遊んでいた。
そううまく思い通りには行かないみたいですね、でもマスターの熱意と、苦心と、苦労が感じられる。
同時に思い出した、そう言えば、大学時代に最初に入った京都シャンクレールで、ジャズに入り込むきっかけになったのは、このバドとニーナ･シモンのファースト･アルバムだった。
狙いは悪くない、と思うが、４０年前の若者と違うのかも。
でも、ひょっとしたら若者のリクエストだったりして・・・・。
Ｋ－ｎｏｔｅ
高崎市上豊岡町２６９－４
信越線群馬八幡駅より徒歩１５分くらい
０２７－３２８－０８９０
１２００－２２００　日曜休み
(訪問：２０１０年９月１日）