吉祥寺、アップリンクへ、映画「ペトラは静かに対峙する」  |65歳からアートをつくる 

週に一度は何とか外へ出ようと考えます。そうでないと、本当に、自室の中で、一日中PCの前あたりで過ごしてしまいます。今週は、18日(木)、取りあえず何かおもしろそうな映画は無いかなとチェックしてみましたが、どうしてもこれを見たい映画はありませんでした。
次点として、吉祥寺アップリンクの「ペトラは静かに対峙する」かなぁ、と12時半の開演を目指して、吉祥寺へ、つまり、中野島から立川、そして吉祥寺。
結局この映画は何だろう?と疑問が残りました。浮気と、それにより生まれた子供、恋人が同じ父親、その横暴な父親など、の絡みです。パンフにはギリシャ悲劇風とありました。
面白いのは、第1章とか章構成なのですが、時系列ではなく、先に第6章が来て次が第4章、など、変則です。それで、6章の事がちょっと分からなかったら、後から分かる、そんな構成だ、こんなのは初めての気がする。
悪いけど、一番印象に残ったのは、最悪の人格ながら高名な彫刻家ジャウメ(ペトラが主人公の感じだが本当の主人公はこの彫刻家だろう、全てこの人が中心だ)の美術作品が素晴らしかった事ですね。これを創った実在のアーティストは誰なんだろう?
映画館を出て、井の頭公園の側の、静かな、屍者になる前の溜まりになる暗い部屋、知る人ぞ知る「トムネコゴ」へ歩いて行きました。

 

 

 

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