<続き>題名が削除される公募展での審査、なぜ?|65歳からアートを造る(今76歳)

前回の記事の続きです。今のところ誰も教えてくれないので、もう少し詳細に神奈川県サイドとのやりとりを整理しました。(以下、神奈川県とあるのは広報部です)
(当方):神奈川県展での審査で第1次では題名を削除して審査するのはなぜですか?題名は作品の一部と思うのですが。
(神奈川県):神奈川県展は、年齢・性別・国籍・プロアマ等一切問わない全国公募のものである。公平に審査するために、すべての「作品に関する情報」は審査員に伏せた状態で「作品のみ」で審査する。審査のプロセスで、作品等の情報が必要と判断された場合には伝える。
**ポイント:「作品に関する情報」と「作品のみ」とに区分けされ、題名は年齢・性別などと同じ情報である、と区別されています。(おかしいでしょう?)
(当方):題名は作品に含まれないと言われていますが、作品と切り離せない重要な部分だと思いますが違いますか?
題名は、第1次では省き、第2次では題名付きで審査するのはなぜですか?1次で落ちれば2次にはすすめないのですよ。
(神奈川県):「題名は作品を構成する要素である」と考えており、2次審査にあたる入賞への審査では題名を含めて審査する。
第1次審査では「作品の技術面」を中心に審査する。その過程で審査員から要請あれば題名を明らかにする。
**ポイント:「題名は作品を構成する要素である」とするが、1次審査では「作品の技術面」を見る。新しい言葉が出てきました。「技術面」を審査するのです。だから「題名」は不要であると。技術面で1次の審査をする、落ちれば当然2次には進めない。????
(当方):なぜ1次は技術面で審査するのか?そんなことが可能なのか?技術面とはどんな見方をするのか?
1次審査でも題名付けて総合的に審査すれば良いのでは?
(神奈川県)審査方法は専門家で構成される委員会で決定しており、評価は個々の委員の識見に委ねている。いただいたご意見は次の委員会に報告し、参考にします。
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と逃げられました。いろいろ端折っていますが、以上が大筋です。ぼくには論理が支離滅裂と思うのですが、そうではないでしょうか?ぼくの方がおかしいのでしょうか?
何か、古い、美術作品への鑑賞の仕方が残っているのではないか、と言う気がしますが・・・。

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